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2022.11.25

水引ってなに?水引とは~入門編1~

11月も後半にはいり、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね!

水引業界は11月から年末にかけてが一番の繁忙期!

みなさまもきっとSNSでお正月飾りを見かけたり、お店で水引と出会うことが多くなるのではないでしょうか。

先日、水引体験のご紹介もしましたが、

改めて「水引」とは

を今回のテーマに選んでみました。

まずは「水引」って言葉初めてきいた!あの紐のこと?という方にお届けする、入門編です!

 

●その1●水引とは

みなさんの身近なものでいえばご祝儀袋(金封)やお正月飾りについている紐といえばピンとくる方も多いのではないでしょうか?

基本的には冠婚葬祭の贈り物にあしらわれていることが多いです。

御歳暮や御中元の箱にのしとして印刷されているものも、もともとは水引。昔は1つ1つ手でかけていましたが、今は印刷のものが多いですね。

現在の水引を辞書風に説明すると…

和紙を紙縒り(こより)状にして糊を引き、乾かして固めたもの
あるいは贈り物の包み紙などに掛ける和紙で出来た紐のようなもの

になります。

紙をねじねじして細い糸したものがこより状。

水引はきつくねじってあるしっかりとしたこよりなので、丈夫で、大人が両側で引っ張ってもなかなか切れません。そのこよりに、糸やフィルムを巻いたり、色を付けたものが水引です。

 

 

 

 

糸やフィルムを組み合わせることでバリエーション豊か!

実は何百種類もあるんです。

近年はクラフト素材として注目を浴び、今も新作がどんどんでています。

 

特に最近は和のものが見直される機会が増えてきたので、水引そのものではなく、何かのデザインとして水引の形があしらわれているものを見かけたというかたも多いのでは??

あーこれ水引のデザインだったんだー!って思うもの、意外とあります!!

 

 

 

●その2●「水引」の読み方、いわれ

「みずびき」と言われるかたもいらっしゃいますが、正確には「みずひき」です。

表記は「水引」

「水引き」は× 送り仮名の「き」はいりません。

水引の由来はいろいろ。

手作業で作られていた時代、紙縒り(こより)を着色水にひたして引きながら染めたとか

紙のこよりに糊を引く様子が「水を引いているようだった」とか

もともと和紙が芯の水引は、水のきれいな場所でつくられることが多かったからとか

神聖な場所との区切りに「水を引く」からだとか諸説あり明確な由来はわかっていません。

 

《その3に続く….》

 

 

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